知っているとお得な話2(バックナンバーより)

知っているとお得な話…というより、泣かなくて済む話です。
前の旧ブログにも掲載した話を編集したものです。
その2:
店に来たお客に買取予想金額を当てさせる店
県内にある某金買取業者の話です。(←お客様の報告)
昔、金価格がそれほど高くない頃に買い集めた金のネックレスやイヤリング、指輪など手のひら一杯の査定(手のひら一杯を検証=約300g以上)を
店員「いくらぐらい行くと思う?」
お客「うーん。10万円ぐらいですか?」
店員「残念、おしいです。9万円です。でもせっかくだから10万円にしておきます。良かったですね!」
お客 1万円もアップになった。いい店だな。(=当時はそう思ったそうです。)
検証通り300gだとすると…単価はたったの333円ぽっちです。(たとえ100gだとしても単価は、たったの1,000円)
あとで気付いて「キャンセルしたい」と申告しましたが、「お断りだ。契約は有効。」とのこと。これでも契約は契約なので、泣き寝入りになったそうです。
ここからは推測になりますが、予想以上に高い単価なら通常価格で買取り、安単価なら、お客の言う価格でやっているのではないか?バレたら開き直って押し通す。(道義的には大問題だが契約作業上は合法と思われる。)

実際には、当店に初来店時、金買取の査定し結果金額を伝えたとき、
お客様「こんなに高いの?」
当店 「実際、私的には普通だと思いますよ。よくある買取専門店よりは高いと思いますが…」
の、やりとり時に「こんなことがあった…(手のひら一杯の金の話)」「今日持ってきたのは、その残り物なんです。うへー。」

前回も話しましたが、金買取の価格は各店自由競争なので、1g1円でもお店とお客様の合意があれば、有効(合法)です。また、「買取申し込み書」などの注意書きには『キャンセル不可』と記入されています。
売り払う時には本当に注意しましょうね。

地金イメージ 霧の枠