外国製インゴット受難の時代始まる

外国インゴット受難

金の密輸入野郎が原因

ニュースなどで世間をよく騒がせることになった金の密輸入が原因です。
「大型密輸入(鉄くずコンテナに金塊がゴロリ)」~「小型密輸入(航空便スーツケース裏側・巧妙に隠ぺい)」など、初めのうちは「外国人の犯行」でしたが今では「日本人の犯行」になりつつあります。消費税のない国で金を買い日本国内で売却。税込買取価格ですので当然お値段は高くなります。通常ですと、税関で申告し消費税相当分を国に支払います。悪い人たちは「だまって税関を通り過ぎてしまいます=密輸入」
支払われなかった消費税相当金額が数十億円もありさらに増加中であるということと今度消費税が10%になることでさらなる密輸入が増加するものと思われます。
※やったら「簡単そう…」ですが、発覚した場合は「罰金+税金分」を請求されますし、「こいつ悪質だな!」の判断がなされると金塊は当局に押収されます。今後、押収判断が増えると思われます。報道によるとすでに5~6トンの金が当局によって押収されている模様です。

自主規制はじまる

大手精錬業者様が「外国製の重いインゴットは受け付けないよ」と言うと自動的に買取業(買取屋)を営んでいるお店も自動的に買取しなくなります。当然の理屈です。売り先がありませんから、「黄金の鉄の塊」より始末の悪い物になっていまいます。(鉄の塊なら屑鉄屋さんが引き取ってくれますのでそれ以下です。)
①引取りを拒む事を明記している会社
②明記していないがダメという会社
③もしかしたら取引してくれるかもしれない会社
が混在しています。
(国主導の規制ではない)

国産メーカーはOK

今回の規制は外国メーカーの100g以上の金塊が対象です。
「100g以上」と言うことは「100gはダメ」ということです。
国内メーカー(国際取引で認められているメーカー)なら1kgでも500gでもOKです。
※でも…金塊買取代金で200万円以上の取引は、強制規則(法律)があるのでお店の人は税務署に申告する義務があります(だまっているとお店に罰則があるので、当該買取の事実を申告する。)

行政側の対応は…

今のままなら、普通の買取屋さんでの換金は難しいかもしれません。何かうまい回避方法とかないんでしょうかね?
※行政でしっかり対応してほしいです。とにかく何か決めてほしいですね。
昔買った人たちが気の毒すぎます。(昔、購入して財産として個人備蓄していた人は…換金できないかもしれない?どうなんでしょうね?)
伝聞なので…どこまで正しいのやらわかりませんが、行政側でも次回税制改革か何かで、対応してくるとの話がチラホラ出てきておるようです。「何かの証明があれば買い取ってもいい」とか「連絡先を書く」とか早く決めてほしいですね。

きんさむね